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同窓生コラム

RTOCS 全アーカイブ視聴してみた US13山田北斗

RTOCS 全アーカイブ視聴してみた US13山田北斗

同窓生コラム RTOCS全アーカイブ視聴してみた

2013年入学、2015年卒業の山田です。

IT ベンチャーでプログラマとして働いています。
2013年に、ビジネスについて学ぼうと思いBBTに入りました。

RTOCSというカリキュラム

BBT のカリキュラムの中で、私が苦労したのが RTOCS です。

(RTOCS: Real Time Online Case Study、特定の企業などの社長として「自分だったら戦略をどう考えるか」をクラスで議論する)

私が在学中のときの91ケースを下記に列挙します

ユニチカ、ジャパネットたかた、すかいらーく、神戸物産、川田テクノロジーズ、連合、ABC MART、資生堂、富士急、ジャパンディスプレイ、ナブテスコ、天馬、LIXIL、タイムズ24、全農、ファンケル化粧品、任天堂、アパグループ、伊藤園、昭文社、吉利、東芝テック、Microsoft、大阪府吹田市、凸版印刷、ダイハツ、ベネッセ、コメリ、フュートレック、JR東日本、JR北海道、韓国、武田薬品、楽天、京浜急行、神戸空港、徳洲会グループ、朝日生命、佐川急便、日本郵船、大和ハウス、TOTO、白馬村、コナミスポーツ、広島県知事、スカイマーク、Alta Bicycle Share、Go-Pro、ホテルオークラ、日立製作所、日交データサービス、小笠原、東洋製罐、セイコーエプソン、株式会社アクセス、チュニジア、住宅金融支援機構、京阪電車、ツムラ、千葉県、インテリックス、クラレ、ネクスト、小僧寿し、りそな、富山県、モスバーガー、ニコン、浜松、セールスオンデマンド、日本英語検定協会、国際協力機構(JICA)、日本バイリーン、フィリピン、ワタミ、WOWOW、ソーシャル・エコロジー・プロジェクト、ホンダエアクラフトカンパニー、日本郵便、UBER、JA全中、ダスキン、小米(Xiaomi)、キューバ共和国、ニチレイ、キリンHD、東芝、BOOKING.com、The Coca-Cola Company、日本電信電話、任天堂

これだけでもかなり幅広いです。

「RTOCS 全集」制作

私のキャリアはずっと IT ベンチャーにとどまっていたこともあり、他の業界のことがよくわからない、という感覚を強く持っていました。
そこで、いい機会だと思い、在学中に、いままでに出題された全てのケースを見て、「RTOCS 全集」を作って同級生とシェアしてみようと思いたちました。

参考:出来上がった「RTOCS 全集」のリンクはこちらにあります(私のWho’s whoの中): https://my.aircamp.us/p/2749

アーカイブを見ると、BBT 大学院が始まった2005年から、ほぼ毎週1題ケーススタディが出題されていて、10年分、約500ケースほどありました。

「全集」完成への道

最初は「全集」にはテーマ企業の一覧を作るだけにしようと思ったのですが、せっかくなので
– 講義動画へのリンク
– 問題と解決策の要約
も書こうと思い、やってみたのですが、おもったより大変でした。

まず、2時間の「大前ライブ」の中からRTOCSのコーナーを見つけないといけません。
最近はRTOCSの資料に表紙がついて開始時間が見つけやすくなりましたが、それまでは手探りで探す必要がありました。
(それで、RTOCSとは関係ない面白い話題に気を取られて見てしまったり…)
番組中のRTOCSコーナー が見つかったあとには講義動画のリンクを貼るために開始の時間・分を秒に直す計算をしないといけません(最初数十個は手作業で計算していましたが、途中で Excel の数式に切り替えました)。

問題と解決策の要約も、毎回共通して使われるフォーマット・フレームワークがあるわけではないので、いろいろ頭を使いながら自分なりのまとめ方をしていきました。これも結果的に、重要な点をまとめるいい訓練になったかもしれません。

RTOCS全集を作って得たもの

10年分、約500ケースを見ることで、下記のような収穫がありました。

・時代の流れがわかる

RTOCS 第一回は2005年で、テーマは「ライブドア」(当時ニッポン放送の買収を仕掛けていた)でしたが、その後も時事性の高いテーマが数多く出てきます。

2010年ごろ以降だと、スマホの普及の影響で苦戦する企業がテーマになることが結構多かったと思います。
例: ニコン、日本郵政、WOWOW、任天堂、スクエニ、中央競馬会、昭文社(地図)、東芝テック、Microsoftなど。

・自分が全く知らない分野がほぼなくなった

同級生がテーマを業界別にまとめてくれましたが、ほぼ網羅されていました。
また、伝統的な会社からベンチャー、変わり種だと政府機関や国など。
自分が世間知らずだったことを思い知らされました。単純に「いろんな商売があるなあ」と言う感じで面白かったです。

また、全然知らない分野についても、「調べてみよう」と思う習慣がついたように思います。

・多くの会社が抱える経営課題の類型化と、それぞれの典型的な解決策がだいたいわかった

BBT の講義内で提示される解決策の例は、一定のパターンがあります。
もちろん、これだけで経営がうまくいくわけではなく、実際はそれを実行するところに多大な苦労があると思いますが、問題解決に取り組むときの、最初の着想が得られる効果は小さくないのかな、と思います。

「RTOCS 全集」を作ることで、こういった知見を同級生の方などとシェアできたのも良かったのではないかと思います。

【おまけ】

RTOCS 全集を作るにあたって、「大前ライブ」を2005年から視聴しました。
初期の頃はRTOCSが番組の最後30分ほどにあったため頭出しするポイントを見つけやすかったのですが、RTOCSの解説中に放送終了の時間に追われることが多いためか、途中から真ん中あたりにコーナーが移動しました。そのおかげでRTOCS の開始時間が変動するようになって探すのが大変になったり。
とある回では「学生のディスカッションの質が不十分だ」ということで、解説が一週間持ち越しになったりしたこともありました。
また、アシスタントの方が変わって、途中でオーディションのようなことがおきたりしたこともありました。
歴史を振り返ると、「大前ライブ」にもいろんな工夫の積み重ねがあることを感じます。

【編集部:同窓会理事会より】
みなさんの在学中のRTOCSで心に残っているお題や白熱したディスカッションの思い出などたくさんありますよね?同窓生コラムへ共有してください!
寄稿したいという方は現同窓会理事会メンバーまたはお問い合わせフォームにご連絡ください!お待ちしています。

US13 山田 北斗
1984年愛知県生まれ。東京在住。
2007年から主にITベンチャーにてプログラマとして従事。
2013年にBBT入学、在学中にフリーランスになり、スタートアップでの新規サービス開発などに参画。