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同窓生コラム

グローバルの「グ」の字を知るきっかけになったBBT US13村上貴之

同窓生コラム グローバルの「グ」の字を知るきっかけになったBBT

US13の村上です。今回コラム執筆の依頼が舞い込んできたとき何を書こうかな?と非常に悩みました。個性豊かなメンツの中、自分ならではの話って何だろう?と考えた時に1つだけ思い浮かびました。私はグローバリゼーションを専攻したにも関わらずパスポートを持っていなかったのです。今回のコラムではパスポートすら持っていなかった私がBBTとの出会い、グローバルとどう関わってきたかを綴りたいと思います。

パスポートもTOEICも無しで飛び込んだグローバリゼーション専攻

思い起こせば私がBBTに入学したのは5年前の2013年。当時、私は内資系製薬会社の営業職として勤務しておりました。その時点ですでに弊社はグローバル化の波が進んでいたものの、国内営業職にあった私にとっては「グローバルって何?」という感覚で、「グローバル=英語が出来る」という単純な思考で日々を過ごしていたように思えます。ある日、とあるきっかけでBBT OBの方が弊社でグローバルに活躍されていることを知り、「自分もグローバルに活躍できるような人材になりたい!」と一念発起し、BBTグローバリゼーション専攻に入学しました。当時の私はまともなTOEICの点数もパスポートも持っていないにも関わらず・・・

グローバリゼーション専攻を選んで良かったこと

実際に入学後にまず感じた事は周りの同級生とのギャップだったのかなと思います。英語のスキルは言うまでもなく、比較的年齢が若かった私にとっては周りの同級生の方々はすでにマネージャー職以上の方が多く、私よりも数レベル上の経験からのディスカッションは私にとってまさしく未知の領域であり、学問というよりもリアルビジネスの追体験となっていました。私は常々1つもしくは2つ上のポジションの上司が何を考えているかを想像しながら業務を行うことを信条としていますが、今思えばこの経験が活きているといっても過言ではないと思っています。
また、グローバリゼーション専攻は2年時の海外ワークショップが卒業要件に含まれていますが、個人的にはこのワークショップが非常に貴重な経験でした。私はこのワークショップが自身の初海外だったのですが、同級生たちに助けられながらも現地の方々とコミュニケーションが取れたこと、F2Fで同級生と朝から晩まで、時にはお酒を交えながらビジネスをディスカッションできたことは私の財産だと思っています。

卒業したら上司が外国人

卒業を間近に控えた忘れもしない2016年2月。ある日当時の上司から呼び出され行ってみたら見知らぬ外人。「誰?」と思っていたら、次の瞬間上司から発せられた言葉は「次の上司です。ちょうど日本に来ていたから紹介します。」という衝撃の一言。この時私の脳裏に浮かんだのは某カップラーメンのCM(気になる方は「上司、外人、CM」のキーワードで動画を検索してみてください)でした。今までローカルのみで生きてきた私にとって、ある程度予期していたこととはいえ青天の霹靂であることに違いはありませんでした。しかも私がBBTの講義で最も苦手だったFinanceも関与する部署というダブルパンチ。。
それから早2年、US派遣の経験も含め必死にSURVIVE!してきた中で、グローバルの「グ」の字も知らなかった私が「グ」くらいまでは語れるようになってきたと感じています。(恐れ多くてまだ「ロ」の文字は語れません)グローバリゼーション専攻を卒業したから生き残れたなんて大げさなことは言いませんが、少なくとも同級生からの刺激や年長者からのビジネスの追体験を経験することで少しは耐性がついていたことが生き残れた要因の1つだと感じています。

壁は壊すのではなく、ドアを付けた方が効率的

グローバルで働く際に言語や国の壁を「破壊する」なんて耳にするのですが、壁があるのは当たり前なんだから、ドアを付けるだけで良いのでは?なんて個人的に思っていたりします。その方がお互い尊敬の念をもって一緒に仕事ができるはずです。いきなり壁を壊して土足で上がり込んでくるような人と仕事は私だったら出来ないかもしれません。もちろん壁には言語、国だけでなく組織、技術、産業の壁など様々な壁がありますが、私の当面の目標はこういった壁にドア(特に自動ドア)を付けるドア職人になりたいなんて漠然と感じている今日この頃です。


US13村上貴之
BBT大学大学院 グローバリゼーション専攻
2008年アステラス製薬入社。営業職を経験後、開発本部に異動し新薬開発に携わる。
現在は開発推進部で新薬パイプラインのポートフォリオマネジメントを行うと同時に、製薬会社で課題に上がっているR&D productivityの改善とInovativity向上を目標としたTaskに取り組んでいる。