アートバーゼル香港2018に行ってきましたので、簡単ではありますが情報をシェアできたらと思います。
内容が多いので3回に分けてレポートします。
第1回 アートバーゼル香港とは?
第2回 前年との比較・傾向は? 関係者インタビュー
第3回 そもそも現代アートって何? 市場規模と日本の現状
アートバーゼル香港とは?
現代アートの有名ギャラリーが集まり、展示と販売を行う、世界最大規模のアートフェアであるアートバーゼルのアジア版がアートバーゼル香港です。会場は香港コンベンション&エキシビションセンターで3月27日~31日の5日間の開催。2018年は32か国から248のギャラリーが出展し、来場者数は8万人とのこと。最初の2日間は招待客のみで、3日目からは一般客もチケットを買うことで入場可能となります。2017年の初日(招待客のみ)の来場者数は1万2千人とのことなので、かなりの数の富裕層が集まるイベントであることが分かります。
実際行ってみてどうだったか?
会場が広いので、飲まず食わずで、ササっと観るという形でなんとか2日間で全部観ることが出来ました。今回は招待して頂けたので、入場者が比較的少ない最初の2日間に入ることができましたが、通常だと全て観て回るのに3日はかかるという印象です。初日の開始時には入場開始とともにダッシュでお目当てのギャラリーに向かう人がかなりの人数いて、人気作家の作品はすぐに売約済みとなっていました。イメージとしては開始から数分~30分くらいで人気アーティストの作品は売約済みとなるという感じです。会場があまりに大きいので会場の内外にカフェや休憩スペースがいくつも設置されていましたが、席は常に9割方埋まっている状態でした。また、会場の外には来場者の子供用のアートスクールやスポンサーの出店ブース、トークイベントなどがあり、買わなくても十分楽しめる内容となっていました。
※画像① 会場入口の画像。受付のデスクなどがジェッソ(キャンバスに塗る下地材)で着色されており、入口付近から既に絵の具の匂いがしました。
※画像② こども用の注意書きは、こどもの目線に合わせたもの。
アートバーゼル香港 公式動画 2分35秒 youtube
1回目はここまでです。2回目は前年との比較・傾向についてです。
UF13 松浦央明
杉野服飾大学卒 広島県在住
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